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院長コラム
Doctor's column

食後高血糖や食後血糖スパイクの有害性は科学的根拠の希薄な理論である。

食後高血糖や食後血糖スパイクが血管を傷つけるなどの情報が流されています。糖質制限もこのことを根拠に理論が作り上げられています。


しかしながら糖尿病の病態は慢性高血糖であり、一過性の食後高血糖の有害性はあくまで仮説であり、むしろ臨床的には否定的な研究が多いのです。



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高脂肪食は新型コロナウイルス感染を重症化させる

新型コロナウイルス感染において重症化の原因に関する多くの研究論文が発表されています。その中で高脂肪食(High fat diet )が免疫を狂わして重症化を引き起こすという仮説が提唱されています。赤身肉や乳製品などに多い飽和脂肪酸(Saturated fatty acid)が自然免疫を過剰に刺激して慢性的な炎症を引き起こし、獲得免疫を低下させ、更には腸内細菌の変化により腸粘膜の透過性を亢進させるこ

糖尿病治療は感染症予防のためにも必要である。

糖尿病による慢性高血糖状態は免疫を低下させます。すなわち感染症にかかり易くなります。 そのため現在流行している新型コロナウイルスへの感染予防のためにも糖尿病の治療は必要なのです。

糖質制限は問題がある。

現在いわゆる糖質制限が日本中に蔓延しています。しかも糖尿病だけでなく糖尿病ではない日本人に対しても健康のため糖質制限を勧めている風潮があります。 伝統的に米を主食としてきた日本人に対して米を食べるな、米を減らせという主張には科学的にも問題があるのです。 こちらのコラムもご覧ください。 『白米を食べると糖尿病になるという虚構について』

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